2011.06.21 Tuesday
あいちの地球温暖化防止活動を学ぼう
6月18日(土)にとよた市民活動センターをお借りして、
「あいちの地球温暖化防止活動を学ぼう」という大人向けの 講座を開催しました。 講師は、愛知県地球温暖化防止活動推進センターの児玉剛則さん。 幅広いお話をしていただきましたが、その中のひとつをご紹介します。 沖縄のサンゴ礁の白化にはこんな理由があるそうです。 サンゴが呼吸により出した老廃物を利用して褐虫藻(カッチュウソウ) という植物プランクトンが光合成を行っています。それによって 生産された炭水化物がサンゴの栄養になっています。 しかし、地球温暖化が進むと・・・ 水温が上昇し、褐虫藻が水温の低い場所へ移動します。サンゴは移動する ことができないため白化してしまうそうです。 自然豊かな海の根底には、このような褐虫藻とサンゴの共生関係がある んですね。 そして、節電のひとつとしてこんなお話も・・・ みなさんのお家にある家電製品を洗い出し、『家電リスト』をつくってみるとよいということ。 「何があるか」「いつ買ったか」「どのくらい使っているか」などを 書き上げて、省エネ家電に無理なく買い替える計画を長い目で立てておくと いうことです。 節電も無理なく、ゆとりをもって、楽しくできるとよいですね 参加者の方からは・・・ ・節電をさらに心がけムダ、ムリ、ムラのない生活に徹したい ・化石燃料に頼ると、たくわえのない日本はどうなるのか。やっぱり 生活を見直すことが大切と思った ・サンゴと藻の共生メカニズムのお話が心に残りました。 ・節電と低炭素の違いがわかった。よく理解して両方とも考えたいです。 ・ECOを数値だけで見るのではなく、関連と考えていくことが大切 などなど、みなさんの中でも多くの発見があったようです |