2011.06.13 Monday
フェアトレードを学ぼう チョコレートの来た道
6月11日(土)に「フェアトレードを学ぼう〜チョコレートの来た道〜」というワークショップを崇化館交流館で開催しました。
ちょうど、この日は、東日本大震災から3カ月ということもあり、各地でいろいろな催しがあったそうです。 eco-Tの講座は、少々さいみしい13人。 でも、インプリさん、親子参加、交流館の職員の方があり、楽しくて深い講座になりました。 講師は、ウイル愛知でフェアトレーショップを開いている「土井ゆきこさん」です。名古屋をフェアトレードタウンにしようという活動もしています。 まず、みんなで自己紹介。 ニックネーム(呼ばれたい名前)を名札に書き、最近気になることや特技などを書いた紙を見せ合いながら自己紹介。短い時間でしたが、多い人は4人と紹介しあいました。 昨年200冊を読んだ小学生やマルモリ体操が気になっている人、てきぱきした性格で〜すなんて、意外な人となりがわかります。 そして、グループ分け。 目をつぶって、おでこに色分けしたシールを張られます。 色ごとに分けたシールでグループに分かれます。 ここで大事なのが「しゃべってはいけません」というルール。 さて本題。 チョコレートの原料を知っていますか? だいたい知っていますね。 では、カカオの生産量の多い国はどこですか? 予想して地図にしるしをつけてみましょう。 チョコレートをたくさん食べている国はどこですか? 予想して地図にしるしをつけてみましょう。 正解は、・・・(ここでは紹介しません。ぜひ、調べてみてください) そこから何か気付くところはないですか? みんなで意見交換。他人の考えになるほどと。 カカオをつくる国の中には児童労働を強制させている地域もあるんですよ。 貧しい国だから働くしかない。 貧困って聞くとどんなことを思いますか? 貧困のよいところないですか? 思った意見が消えてしまわないように模造紙に書きながら進めます。 貧しいからかわいそうだけではなく、貧しい中に豊かさがあり、私たちが失ってきたものもありそうです。 土井さんから、最後にこんなメッセージをいただきました。 どんなことを想像して、商品を買いますか? 1杯のコーヒーで森を壊すこともできるし、守ることもできますよ。 そして、このようなワークショップの機会で、日ごろ考えないことを考えてみてください。新しいつながりに気づくはずです。 1年に1度は、フェアトレードの学習をして、「消費のあり方」について考える機会を持つことが大事だなと思いました。 講師の土井さんのブログにも講座の様子が出ていますので、ぜひご覧ください。 名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会 フェアトレードを学ぼう |