●出発前のパッカー車(ごみ収集車)
7月19日(月・祝)に、eco-Tのインタープリターさん向けに
「パッカー車(ごみ収集車)乗車体験」を行いました。
豊田市のごみ収集の現場を、体験を通して学び、
普段のインタープリテーションに役立てていただく事が目的です。
写真は「出動前」のパッカー車。
これだけズラリと並ぶと、本当に壮観です。
この2倍以上の数のパッカー車が市内へと一斉に走り出し、
町中を何度も往復して、私たちのごみを渡刈クリーンセンターに運ぶのです。
●ごみの山にビックリ!!
パッカー車に同乗して、はじめにたどり着いた場所がこの現場。
これが本当の「ごみの山」。
「毎週月曜と木曜に取りに来るけど、月曜はいつもすごい量だね。」
と、パッカー車の運転手さんが語ってくれました。
この量が毎週・・・。しかもこれは「燃やすごみ」。
分別やリサイクルも大切だけれども、
まずはそもそものごみの量を減らせないかなぁ。
●空き缶選別装置を見学
午前中パッカー車に乗って町中のごみを集めたあと、
午後からはごみ処理施設を見学しました。
(*パッカー車の運転手さんたちは、午後もごみ集めです。すごい…!)
写真は「空き缶選別装置」。
町中から集められた空き缶を機械に流し込み、
スチールとアルミに選別します。
ただし、この機械に流す前に、
空き缶以外の「不適物」を人の手で取り除かなくてはいけません。
●圧縮された空き缶
選別された空き缶は、機械によってプレスされて
こんなサイズになりました。
ここからさらに処理工場へと運ばれてリサイクルされるのです。
●プラスチック製容器包装資源化施設も見学
一方、こちらは「プラスチック製容器包装」が運ばれてくる場所。
各家庭から出されたプラスチック製容器包装を資源化するために、
手作業で「不適物」を選別します。
「汚れた弁当容器」、「ペットボトル」などをはじめ、
時には「携帯電話」までもが、
捨てられてくることもあるそうです。
きれいに選別されたプラごみは、
機械によって圧縮されて、巨大なサイコロの形にまとめられます。
これ1個でおよそ250kg…!!
1時間あたり5〜6個作られるそうです。
「ごみがどのように処理されてるか見て頂ければ、きっと分別の大切さやごみを出さない工夫がいかに大切かをわかっていただけると思います。」
職員さんのそんなひと言がとても印象的な1日でした。
<予告!>
9月23日(木・祝)に、「ごみ処理の現場を学ぼう」を実施します!
今回同様、パッカー車乗車体験とクリーンセンター各処理場の見学を行
います。
皆様ぜひご参加下さい!
●「ごみ処理の現場を学ぼう」
●日時:9月23日(木・祝)7:45〜15:00
●定員:6名
●対象:18歳以上
*申込みは8月19日10時よりeco-Tまで。