2011.09.12 Monday
使い捨てされるヒーローたち
9月10日(土)に高橋交流館をお借りして、
大人向け講座〜使い捨てされるヒーローたち〜 を開催しました。 講師はNPO法人環境市民事務局長の堀孝弘さんです。 さて、 お父さん、お母さん、お祖父ちゃん、お祖母ちゃん 「おもちゃを買って」とお子さん、お孫さんによくリクエストされませんか? 今までにどれだけのおもちゃを捨ててきましたか? 日本のおもちゃは、アニメに関連したものが多いですね。 講師の堀さんも、娘さんに当時流行っていた某テレビアニメ主人公の武器のおもちゃを買ってあげたことがあるとのことでした。 ところが・・・ 次の年には、アニメの中で、その武器が不可解なことに使えなくなってしまったと・・・ そして、新たな武器が誕生したそうです。 このように、日本のおもちゃ事情には、あるカラクリがあったのです。 テレビアニメの約半数の番組のメインスポンサーがおもちゃメーカーであること。 いかにキャラクター玩具を売るかを重視したストーリーづくり。 などなど・・・ 消費者としての在り方を考えさせられる講座となりました。 参加者の方からは・・・ ・受け入れるものを吟味することが大切 ・消費者としてもっと奥を見つめる力を養わないといけない ・玩具を与える大人の考え方が重要 ・日本の玩具はキャラクター玩具のウェイトが重く、 ドイツは大人と一緒に遊べるシンプルな物が多い など、改めて考える機会になったようです。 堀さんからこのようなメッセージをいただきました。 「子どもたちは社会の宝です!小さな消費者にさせられないように、情報を選り分けていくことが必要です」 |