2010.10.16 Saturday
エコット親子バスツアー 〜リサイクル粘土を使ってオリジナル食器を作ろう
突然ですが、豊田市の小学生のみなさん
こんな食器を見たことありませんか? 写真では見づらいかもしれませんが、右側の容器の裏側には「エコマーク」がついています。 よく見ると「使用済み陶磁器20%」と書いています。 実は、豊田市内の一部の小学校の給食に使われている食器なのです。 高強度磁器で、落としても割れにくい食器です。 今日はこの秘密を探りにバスでお出かけしました。 まずは出発前に記念写真をパチリ♪ 最初に、お隣の岐阜県土岐市の「山津製陶株式会社」を訪問しました。 ここは、使用済みの給食食器や家庭からの陶磁器を再利用して、土づくりから形にして焼いて出荷をしている工場です。 陶磁器の作り方、リサイクルの大切さ、回収の仕組みなどを学んで工場を見学しました。 リサイクルされた材料が入った粘土を機械で形を作って、乾燥させ、素焼きし、うわぐすりを塗って、約1300度という高温で焼いて完成です。 目にもとまらぬ速さで器ができます。 1日に約3万個作っているそうです。 続いて、訪問したのが「セラミックパークMINO」です。 お昼を食べた後に「作陶館」で陶芸体験。 今回は、「タタラ作り」という方法でお椀やコップを作りました。 完成です! この後、乾燥させて焼いて完成するのに4週間かかります。 完成したらエコットに送ってもらいますので、参加したみんな取りに来てくださいね。 使わせていただいた施設・設備をしっかり掃除をして終了。 教えていただいた作陶館のみなさん、ありがとうございます。 朝9時に出発して4時に解散、日常では器のことを考えることはないと思います。これを機会に、食器の買い方・使い方を見直し大切に使う心を持ってもらえるといいなぁ。 そして、学校のお友達に給食食器の秘密を話して大切に使うことを広げていってほしいです。 今日は心地よい天気でした。 セラミックパークから見た空はでっかく見えました。 |