2009.09.20 Sunday
ぜーんぶ、ゼロ
渡刈クリーンセンター入口脇(eco-T側)に設置してある
「環境モニタリング装置」というのを、みなさんご存知でしょうか? 渡刈クリーンセンターには、毎日のように燃やすごみが運ばれてきます。 その燃やすごみを実際に燃やしている「炉」と呼ばれるものが 渡刈クリーンセンターには全部で3基あり、正式名称を「燃焼溶融炉」といいます。 この3基の炉のうち、どれかひとつは必ずごみを燃やすために稼働しています。 年末年始でもゴールデンウィークでも休まずに みなさんが出したごみを燃やしているんですね。 働き者だー、見習わなくっちゃ! ところが、どっこい! いつでもどれかが稼働しているはずの3基の炉がぜーんぶ、 9月5日から停止しているのです。 炉も「シルバーウィーク」なんでしょうか?(笑) すこし見えづらいのですが、 それぞれの炉の表示の下に緑色のLEDで「炉停止」の表示が! いったい、何があったんでしょうか? 壊れちゃったの?頼みの綱の大事な炉。 壊れちゃったわけじゃないので、ご安心を。 実は、年にいちどの点検作業のために停まっているんです。 いつも頑張っている炉も、定期的な点検をして メンテナンスを受けてこそ実力が出せるのです。 この点検作業が終われば、また毎日のようにごみを燃やし続けます。 そして、エコライフのためにeco-Tで頑張っているインタープリターも同じこと。 現在、約50人のひとたちがボランティアで、インタープリターとして登録しています。 これならちゃんと休みをとりながら、来館者の方たちにエコライフをご案内できますからね。 でも中には、「どんどん頑張りすぎてしまう人」もいるので すこし心配だったりしますが・・・。 インプリのみなさん協力し合って、これからもエコライフを拡げていってくださることでしょう。 渡刈クリーンセンターの炉だけでなく、ここで働くいろんな人たち、 ボランティアでエコライフの案内をしているインタープリターたちや、 近くから遠くから掛け付けて大切なお話をして下さる方、そして聞いてくださる方などの協力や「思い」があるからこそ、 未来のとよたの美しい姿が思いえがけるような気がします。 これをご覧になっている「あなた」も、 自分なりの「未来のとよたの美しい姿」を思いえがき、想像<イメージ>して、 そして気づいたことを「行動」にうつしてくださいね。 1年足らずの短い間でしたが、今までおつきあいくださりありがとうございました。 「かつ」が担当するeco-T日記は、今日が最終回です。 この場をお借りして、ごあいさつをさせてください。 お世話になったみなさんも、いろいろとありがとうございました。 また、どこかでお会いしましょう! 10年、50年、100年後のとよたも素敵なまちでありますように。 |