2010.08.07 Saturday
水辺の生きものを調べよう
夏真っ盛りの8月1日、 eco-Tのすぐ近くを流れる「大谷川(矢作川の支流)」で、 魚や水生昆虫などの水辺の生きものを調べてみました。 また、生き物の種類から大谷川の水質も調査しました。 ●「ヨシノボリ」発見! この日一番多かった魚は、この「ヨシノボリ」。 ハゼの仲間で、川底をぴょんぴょん跳ねるように泳ぎます。 小さな雑食性の魚ですが、 これでも他の小魚をねらって食べる荒々しい性格の持ち主です。 ●あちこちで泳ぎ回っていた「オイカワ」 ヨシノボリの次にたくさんいたのが、この「オイカワ」という魚。 ウロコが虹色に輝くとてもきれいな魚です。 逃げ足(?)が速く、ヨシノボリほど捕まりませんでしたが、 網にかかったときの子どもたちの歓声は一番でした。 ●なんと! ナマズも登場!! びっくり一番はこのナマズ! 写真のナマズはまだまだ小さいのですが、 30cmクラスの大きなナマズもいました!(*逃げられました。) ナマズはヨシノボリやオイカワと比べると数の少ない魚。 出会えて本当にラッキーでした。 ●水生昆虫も探しました 魚だけでなく、石の裏側に潜む水生昆虫も探しました。 川底の石をめくると、そこにはイモムシのような生きものがいっぱいでした。 こうやって大谷川で見つかった生き物の種類から、 ここ大谷川の水質は「少しきたない水」だということがわかりました。 これは4段階評価の2番目。 町中に流れている川にしては、 生き物がたくさんいてきれいな川でした。 でも、この水質を守り、さらに良くしてゆくためには、 私たち一人ひとりの家庭の取り組みが大切。 下水処理場や浄化槽は、 「飲めるくらいのきれいな水」までには浄化できません。 だから、油や洗剤などはなるべく流さない方がいいんです。 夏らしい川での生きもの探しを通して、 川と暮らしのつながりを学んだ時間でした。 |