eco-T日記

eco-Tスタッフによるブログです。

環境講座 生ごみから考える日本の「食」事情
講座の様子生ごみ堆肥の現物も登場

今日eco-Tでは、この「生ごみ」と「食」について考える講座が開かれました。
講座の前半は「食」に関する様々なデータを見ながら、これからの日本の食料がどうなっていくのか考えました。日本の食料自給率は現在39パーセント、資源だけでなく食料も輸入に頼っている国です。(一方、日本国内の食べ残しの量は年間約1000万トン)もし外国からの輸入がストップしてしまうと、自給率の低い小麦製品や大豆製品、穀物を食べて育つ畜産製品は食べられなくなってしまう可能性があります。また、日本が外国から輸入している農作物や畜産物を育てるために、国内の使用量を上回る水が使われているそうです。穀物の主な輸入先のアメリカでは地下水が枯渇する可能性もあるとか…。この他にも驚かされるデータがどんどん出てきて、普段何気なく食べているものの背景についてしっかり学ぶことができました。

講座の後半では、生ごみの処理方法についてみていきました。ここでは堆肥の作り方もご紹介。講師の方が実際に作られている生ごみ堆肥も登場しました。


エネルギーにしても、食にしても、今のような暮らしをずっと続けていくのは難しそうです。「たかが食べ残し」と考えていると大きなしっぺ返しを食らうかもしれませんね。
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