2012.12.02 Sunday
エコットフォーラム2012を開催しました
今日は、エコットフォーラム2012を開催しました。「家事が変われば生き方が変わる」と題して、辰巳渚さんをお呼びしました。2時間弱の講演会に約130名の方が参加されました。
「家事をきちんとこなしていると思われがちですが、実は片づけや掃除は得意ではないんです」とおっしゃる辰巳さん。ひとり暮らしを始めた時の苦いエピソードが現在のお仕事や活動につながっているそうです。 「「家事」を一人でやるのは大変。家族の力を借りましょう。子どもには、家族の一員として小さいうちからお手伝いをしてもらうといいですよ・・・。」 そのお手伝いの効用として子どもたちの声を紹介されました。その中に「お手伝いするとおかあさんがわらう」というのがあったのが印象的でした。子どもに「家事」を任せたり、困ったときに頼ったりすることが、子どもの喜びや自信につながるということを感じました。 最後に子育ての目標は、子どもを自立させること。 自立とは ・身のまわりのことが一人でできる ・自分の力で働いて食べていける ・まわりの人とよい関係を築ける の3つで、これらは学校や社会では教えてもらえないこと。家庭でしかできないことということでした。家事をすることが具体的に体験させることにつながるのですね。 子育て中のお母さんの参加が目立ちましたので、家事の話から子育ての話まで、ヒントになるエピソードをたくさん話していただき、最後まで熱心に聞いていただきました。 アンケートにもたくさんご協力いただきました。一部をご紹介します。 <参加されたみなさんからの感想> ・「モノは(自分の)価値観のあらわれ」という言葉に同感しました。 ・気持ちにゆとりをもって「家」のコトに向き合いたいと切に思いました。 ・普段、毎日同じことのくりかえしの家事で嫌気がさしていましたが、生きていくうえで欠かせない価値のあるものであることを改めておっしゃっていただき、家事にかかわるときの心の持ち方が変わりました。 ・節目節目に片づけがある。という言葉が印象に残った。 ・自分が家事を大切と思いつつ、向き合えていないこと日々を反省し参加しました。忙しさに流されず、家や自分のことに向き合う時間を作ろうと思う。 今日は、冬の寒さを感じる一日でした。参加していただいたみなさま、ありがとうございました。 |