2008.07.02 Wednesday
地域インプリ第1回 持続可能な暮らしへのヒント
昨日、地域インタープリター育成講座の第1回目が開催されました。
講師は、高野雅夫さん(名古屋大学大学院環境学研究科准教授)です。 お話のタイトルは「持続可能な社会へのヒント〜ひとりタイムマシンの 使い方〜」でした。 ひとりタイムマシンってなんだと思いますか? 答えは簡単、想像です。 例えば、時間を過去にさかのぼる、と想像する。 渡刈クリーンセンターは、以前は田んぼ。おそらく何十年も田んぼだったと思います。 そして、時間を未来にすすめてみる、と想像する。 渡刈クリーンセンターは、耐久年数25年。またこの風景も変わってきます。 そう、風景は絶えず変わっている。しかも過去50年〜100年から急速に。 高野さんは「環境問題というと複雑で、わかりませんが、『持続可能』とか『持続不可能」とかを考えると、わかりやすいのです。みなさん、いまの暮らしは持続可能ですか?」と。 環境問題の本質を考えると「地下資源にたよった持続しない社会構造(左)を生態系から得られる資源を使って循環する社会構造(右)に変換」しないといけません。 持続可能な社会の原理・原則のようなお話しでした。 ところで、今回の講座は、未就園児の子どもを育てている母さんも受講できるように、親子参加に挑戦しました。 毎月2回開催しているキッズスペースの利用者を中心に、お母さんは講座を 受けて、子どもたちはeco-Tで遊ぼうという試みです。 お母さんはエコライフを学ぶいいチャンス!と思いましたが、ずっと泣いている子どももいて大変そうでした。 次回は、母推さんにも協力を求めるなど、対応の仕方を工夫します。 |