2012.09.05 Wednesday
バス研修に行ってきました
9月3日(月)eco-Tの休館日を利用して視察研修に行きました。
資源循環の現場や渡刈クリーンセンターの類似施設の見学を通して、インタープリテーションのノウハウや引き出しを増やすことがねらいです。 まず最初に訪れたのは、豊明市にある(株)中西さん。 ガラスびんやかん、ペットボトル、金属製品、古紙などの資源の収集運搬や中間処理(分別や不適物の除去、破砕・圧縮など)をしている会社です。 びんの色分け(透明、茶、緑など)をしているところです。 ベルトコンベアーで流れてくるびんを、手作業で分別します。とても大変な作業です。 分別された後は、大きなトラックにのせられて運ばれていきます。 使用したびんの処理は、現在リサイクル(溶かしてつくりなおす)がほとんどですが、少し前までは、リユース(洗って再び使う)されていました。 リサイクルよりリユースの方が環境にやさしいのですが、今ではリユースびん(リターナルびん)の数はとても少ないそうです。 昼食は、名古屋市にある南生協病院の会議室をお借りして、病院に併設している「レストランにんじん」で作られた自然食のお弁当をいただきました。 材料は、旬の無・低農薬の野菜と雑穀とお米。化学調味料や合成添加物を使用していない、からだにやさしいヘルシー弁当です。 そして、病院内を案内していただきました。 病院機能の充実だけでなく、図書室やフィットネスクラブ、レストラン、コンビニなどが併設されていて、地域の方が気軽に立ち寄れる施設になっていました。 続いて訪れたのは、名古屋市鳴海工場(ごみ処理施設)。 渡刈クリーンセンターと同じ「ガス化溶融炉」を導入していますが、「シャフト炉式ガス化溶融炉」といって少し処理方法が異なるようです。 普段は来館者の方を案内する側のインプリさんも、今日は逆の立場。 案内の方の話し方や進行、展示などにも気を配りつつ・・・、最新の設備・施設に興味津々です。 また、PFI(プライベート・ファイナンス・イニシアティブ)という、公共施設等の建設、維持、運営等を民間の知恵やノウハウ、資金を活用して行い、事業を効率的、安定的に実施する手法をとっているそうです。 研修のふりかえりシートを読んだところ、いろいろな発見があったようです。 今後の案内に活かされていくと思いますのでご期待ください。 |