2012.03.22 Thursday
土橋小学校エコフェスタ(改修校舎見学会)
土橋小学校は、環境省の「学校エコ改修と環境教育事業」に指定され、地球温暖化防止につながる校舎の改修と環境教育の推進を一体的に進めてきました。
この3月で事業終了となり、昨日、改修後の校舎の見学会がありました。 校舎のいたるところに、エコな工夫がされていて、 エコガイドの6年生にみなさんが、クイズや実験などを交えながら、わかりやすく案内してくれました。 校内には、主に豊田産の杉やひのきが使われていて、とてもやさしい空間が広がっていました。 教室と廊下の間の間仕切をガラス入りの木製建具にすることで、教室のオープン化を図り、室内はとても明るいです。 日照をコントロールする格子状のフレーム「エコトレリス」が設置され、強い日差しをカットするルーバーが付いていて、夏は室内に熱を入れないように、冬は効果的に日照を取り込む役割を果たしています。 階段の上部には、夏場の暖まった空気を排気してくれる「風のやぐら」があります。実験でその効果を体感! 校舎を内側で断熱できるように、壁には断熱材が入っています。 環境学習の教材として活用できるように、改修前の壁と改修後の壁(断熱材)を、実際に触って比較する小窓がありました。 エコモニターを使って、各教室の電気使用量がひと目で分かるなど、環境学習に活用できます。 太陽光パネルで発電した電気は照明に利用されます。 トイレは、配置やタイルのデザイン・施工、ネーミングに子どもたちが関ったそうです。モザイクタイルでつくった素敵なイラストがいっぱい! 他にも、たくさんのエコな工夫がありました。 土橋小学校から、エコの輪が広がっていきますね。 |