2010.09.07 Tuesday
視察研修に行ってきました
9月4日(土)は渡刈クリーンセンターの施設点検のため、eco-Tも臨時休館。
この機会を利用して、インタープリターと事務局スタッフ総勢35名で、視察研修へ行きました。 まず最初に訪れたのは、岐阜県各務ヶ原市にある自然発見館。 「地球温暖化の海」という環境学習プログラムを体験しました。 みんな楽しそうです。一体何をしているのでしょうか…? 北極ぐまやアザラシ、雷鳥になりきり、鬼ごっこなどの体を使ったゲームを通して、地球温暖化の生態系への影響を学びました。 ほてった体を休めつつ… ナガサキアゲハやヒトスジシマカの生息地の推移をマッピングしました。 暖かい場所を好む昆虫たちが、時が経つにつれて徐々に北上しているという事実を この地図で見ることができました。 動物や昆虫の気持ちになってみて、地球温暖化で困っているのは人間だけではなく生きものすべてなのだと改めて痛感しました。 続いて訪れたのは、同県可児市にあるささゆりクリーンパーク。 敷地内の3分の2は自然をそのまま残しているということで 緑豊かな森に囲まれていました。 自転車が並んでいますが…ここは何をする部屋でしょうか? ここは、ごみとして捨てられた自転車を修理する場所です。 利用可能になったものは希望者に抽選でプレゼントしているそうです。 ものを大切にする心が伝わってきます。 模型を使い、粗大ごみの破砕と選別の実演をしてもらいました。 磁力を利用した選別機は、アルミ、スチール、可燃ごみを、あっという間に選別。 みんなも釘付けです! 可燃ごみ、不燃ごみの処理施設と展示施設を案内していただいたのですが、 らせん状のスロープの壁面を使った展示や模型を使った実演など… 自然とワクワクしてくる、まるでごみのテーマパークのようでした。 視察先の方々のおかげでとても充実した一日となりました。 今回の学びを活かし、これからもeco-Tはみなさんの心に残るよう メッセージを届けていきます。 |