2009.10.23 Friday
名古屋から小学5年生が環境学習に来てくれました
今日は、名古屋市内の小学校の5年生が、環境学習に来てくれました。
8月に先生が下見に来てくださり、打合せをしてからプログラムを考えました。 その学校では、総合的な学習の時間に「環境学習」に取り組んでいるそうで、自分たちにできるエコ活動を考えたい。活動の選択肢を広げたい。との要望がありました。 今回の学習の要素は3つ ・ストップ温暖化(省エネとエコな買い物について) ・分別とものの循環について ・まとめ それぞれ、どんなプログラムになったでしょう・・・ ●ストップ温暖化(省エネとエコな買い物について) 以前にも紹介した「25%減らすってな〜んだ?」からスタート。 さすが5年生!あっという間に正解が出ました。 鳩山首相が「日本は二酸化炭素の排出量を2020年までに1990年よりも25%減らすことを目標にします」と国連の会議で表明しましたね。 でも、急に減らすことは難しいと思いますので、一人ひとりが少しずつ減らしていけたら…ということを伝え、今日はそのヒント(省エネとエコな買い物について)を学んでもらいました。 エネルギーのムダ使いをたくさんしている家族のDVDを見ながら、問題点を見つけ、自分のおうちでもできる省エネを考えてもらいました。 定番プログラムになってきた「スーパー・えこっと」でエコな買い物について学習。産地や包装などに気をつけて買い物をしてくれていました。 ●分別とものの循環について 燃やすごみのごみ袋の中身を調べたDVDからスタート。 きちんと分別すれば、資源になり「生まれ変われる」ものもたくさん入っていました。分別は大切ですね。 10月の月間展示「ぐるぐるめぐ〜る」を使って、ものの循環について学び、ごみを減らすためのアイデアも考えました。 牛乳パックを再利用して「はし袋」を作りました。お気に入りのマイはしを入れて持ち歩いてもらえたらうれしいです。 ●まとめ 1992年の地球環境サミットで、当時12歳だったセヴァン・カリス=スズキさんが、大人たちを圧倒させた感動的なスピーチ「リオの伝説のスピーチ」のDVDをみんなで見ました。 ほぼ同年代の彼女の言葉に、きっと何かを感じてくれたのではないかと思っています。 今日は、『エコ活動の選択肢を広げたい』ということもあり、いろいろな要素を組み合わせたプログラム(盛りだくさん)でしたが、その中から、1つでも2つでも、気づき・感じて、行動してもらえたらうれしいなと思っています。 これからも、学校・先生の要望(ねらい)と私たち(eco-T)のできることを相談しながら、環境学習の輪を広げていきたいと思います。 |