2008.07.08 Tuesday
海外の事例から活動のヒントを得よう!
今日はアメリカからお越しのスティーブさんに、「環境まちづくりと市民活動」についてお話を聞く会を開きました。
スティーブさんは大学で教員をされています。また、この30年間で、500ものNPOにかかわってこられたそうです。 指導をされているポートランド州立大学は、アメリカ西海岸のポートランド市にあります。この街は市民運動が盛んで、とても活気に満ちているそうです。 Best Bicycling City Best Walking City Most Sustainnable Policies などなど、たくさんの賞を与えられる、素晴らしい街。 お話の後の質問の時間では、 「どうやってこんな素晴らしい街づくりが進んだか」をお聞きし、みんなが聞き耳を立てました。 市では30年前から「市民を育てること」に注力。 また、強力なリーダーシップのある誰かが引っ張るのではなく、みんなの意見を引き出してまとめる場をつくる「ファシリテーション役」の人材を探し出し、市民・企業・NPOなどによる共働をすすめて来たのだそうです。 行政にただ不満をぶつけるだけの市民ではなく、例えば「どうやって道路がつくられるか」を市民に学んでもらう機会をつくる。それによって、市民からの言い方や内容も変化してきたのだとか。 豊田市やeco-Tに置き換えてみると、どんな取組みができそうかな・・・と思って聞いていて、なんだか楽しくなってきました! スティーブさん、今回eco-Tをご紹介いただいた共働推進課のみなさん、本日はありがとうございました。 |