渡刈クリーンセンター入口脇(eco-T側)に設置してある
「環境モニタリング装置」というのを、みなさんご存知でしょうか?
渡刈クリーンセンターには、毎日のように燃やすごみが運ばれてきます。
その燃やすごみを実際に燃やしている「炉」と呼ばれるものが
渡刈クリーンセンターには全部で3基あり、正式名称を「燃焼溶融炉」といいます。
この3基の炉のうち、どれかひとつは必ずごみを燃やすために稼働しています。
年末年始でもゴールデンウィークでも休まずに
みなさんが出したごみを燃やしているんですね。
働き者だー、見習わなくっちゃ!
ところが、どっこい!
いつでもどれかが稼働しているはずの3基の炉がぜーんぶ、
9月5日から停止しているのです。
炉も「シルバーウィーク」なんでしょうか?(笑)
すこし見えづらいのですが、
それぞれの炉の表示の下に緑色のLEDで「炉停止」の表示が!
いったい、何があったんでしょうか?
壊れちゃったの?頼みの綱の大事な炉。
壊れちゃったわけじゃないので、ご安心を。
実は、年にいちどの点検作業のために停まっているんです。
いつも頑張っている炉も、定期的な点検をして
メンテナンスを受けてこそ実力が出せるのです。
この点検作業が終われば、また毎日のようにごみを燃やし続けます。
そして、エコライフのためにeco-Tで頑張っているインタープリターも同じこと。
現在、約50人のひとたちがボランティアで、インタープリターとして登録しています。
これならちゃんと休みをとりながら、来館者の方たちにエコライフをご案内できますからね。
でも中には、「どんどん頑張りすぎてしまう人」もいるので
すこし心配だったりしますが・・・。
インプリのみなさん協力し合って、これからもエコライフを拡げていってくださることでしょう。
渡刈クリーンセンターの炉だけでなく、ここで働くいろんな人たち、
ボランティアでエコライフの案内をしているインタープリターたちや、
近くから遠くから掛け付けて大切なお話をして下さる方、そして聞いてくださる方などの協力や「思い」があるからこそ、
未来のとよたの美しい姿が思いえがけるような気がします。
これをご覧になっている「あなた」も、
自分なりの「未来のとよたの美しい姿」を思いえがき、想像<イメージ>して、
そして気づいたことを「行動」にうつしてくださいね。
1年足らずの短い間でしたが、今までおつきあいくださりありがとうございました。
「かつ」が担当するeco-T日記は、今日が最終回です。
この場をお借りして、ごあいさつをさせてください。
お世話になったみなさんも、いろいろとありがとうございました。
また、どこかでお会いしましょう!
10年、50年、100年後のとよたも素敵なまちでありますように。