2012.10.06 Saturday
小渡小学校へ出前授業に行ってきました
eco-Tの出前授業の中でも定番になってきた「愛・シンパシーワークショップ」。自然と人間のつながりを学ぶ、アイシン精機とNPO法人アスクネットが協働で開発した環境教育プログラムです。
愛とは相手を大事に思ったり、思いやりの気持ち。 シンパシーとは「共感」、つまり他の人の意見や感情などにそのとおりだと感じること。 その2つが合わさった「愛・シンパシーワークショップ」は、思いやりを持って大事に思い、相手の気持ちになって考えるゲームです。 児童がそれぞれ、森の動物と人間に変身して、神経衰弱の要領でえさカードを取っていきます。 食べられるものが限られているためなかなかえさが取れなかったり、他の動物に先に取られてしまったり、人間がたくさんのえさを取っていってしまったり・・・いろいろなことが起こります。 そして人間は、ブラックカードという有害なもの(2枚とるとゲームオーバー)をおいていってしまい、ゲームオーバーになってしまった子もいました。でも、ゲームオーバーになったのは、動物役の子だけでなく人間役の子も。 ゲームの後に感想を聞いたところ「人間はブラックカードをまいて、動物たちを苦しめているだけでなく、自分たちの首をしめてしまっていると思う」といった意見が出ました。 ゲーム後には、森と私たちのくらしの関係を、インタープリターの話を聞きながら考えます。 森に住む動物たちが困らないように、私たちにできることはなんでしょうか?みんなで話し合いました。 ・なるべく有害物質を出さない ・木を切り過ぎない (動物の食べ物や住処がなくなる、人間も困る) ・自然にあるものをとり過ぎない ・自然や生き物を大切にする(協力し合っていく) ・山や森をこわさない ・ごみをポイ捨てない、ごみを拾う ・自分がしていることが他の生き物にとって悪いことでないかを考える など、たくさんの意見が出ました。 自然に囲まれた小渡小学校では、たくさんの動物や植物とふれあう機会も多いと思います。 今日感じたことを家族やお友だちに伝えたり、実践していってもらえたらうれしいです。 |