今日はeco-T市民会議でした。
豊田市も、市民も、NPOも、eco-Tにかかわるみんなで、活動を評価して次につなげていこうという会議です。
eco-Tの運営は、「私たちが決める」ということを大事にしていて、eco-Tという愛称も「私たち」で決めました。
私とは、eco-Tに関心のあるみなさんのことです。
まずは豊田市環境政策課担当者よりあいさつをいただきました。
eco-Tは、共働で運営されていますが、今年から豊田市の市民団体が運営するようになった。このように行政の施設でありながら市民が中心に運営されているのは行政内部では高い評価です。また、古い清掃工場を解体する工事が始まる影響で、みなさんや利用者の方々にはご迷惑をおかけします。
その後、事務局からの事業報告を行いました。
これまでは、活動しているみなさんからも報告をいただきましたが、今回は話し合いの時間をたくさんとろうと思い、手短に報告しました。
1.運営計画の策定
・年間計画を立てて運営しているが、旧工場解体工事の影響を受けて見直した。
2.施設運営
・今年もたくさんの子どもたちが見学に来ました。
・調理室やワークショップルームは毎日のように利用されています。
・JCCCAラボから受付、展示室のテーブル、アップデイト展示コーナーのパネルをいただき、来館者への案内がステップアップしました。
3.環境学習
・毎月4回以上講座を実施しています。
・インタープリター育成講座に12人受講してくれました。
・学習コーディネーターも6名新たに受講、来年度のくらしの環境学習推進事業での活躍が期待されます。
4.連携・ネットワーキング
・インタープリターの活動グループは、15グループもあります。
・とよたこどもエコクラブの交流発表会を2月6日に開催、発表してくれた滝脇小学校が全国フェスティバルに選抜されました。
・自然観察の森と連携してイベントを開催、来館者へとよたエコポイントの発行も行っています。
5.共働促進
・いろんなイベントはインタープリターの知恵をいただいて運営しています。
・毎月1回運営会議が開催されています。どなたでも参加できます。
・先生との意見交換を行ってよりよい環境学習を工夫していきます。
6.情報発信
・市民らしさが少し見えるようにホームページのマイナーチェンジをしました。また、施設利用休止にともなう運営の変化も追加しました。
・広報とよた毎月15日号にイベント情報を掲載したり、eco-T通信を隔月発行しています。
7.その他
・次年度の計画を進めています。
・スタッフも展示学習プログラムを作る研修を行っています。
以上のようなことをお伝えしました。
話し合いの時間をたくさんとりたかったので、質疑は行いませんでした。
後半は、グループディスカッションです。
セッション1では「平成22年度の活動をふりかえる」というテーマで話し、、セッション2では話したいことをみなさんから募りました。
会場はこんな感じです。
みんなが座るとこんな感じになりました。
模造紙を真ん中に置いて、話したことを書き留めていくやり方、意見が消えてしまわない工夫です。
グループで話している様子を上から見るとこんな感じです。
話し合いが終わったら発表者を決めて、全員に共有をします。
セッション2のテーマは「エコットキッズタウン」、「小学生とのかかわり方」「運営会議」「ごみ減量」「バス研修」「再オープンに向けて」という6つのテーマでした。
参加された方の感想です。
・みんなと楽しく話ができて夢が持てた
・アイディアがいっぱい湧いてきた
・いろんな人の考えやお話を聞くことができて楽しかった
・同じ悩みや考えを持っているだ!と
・話したことを紙に書くのは難しい
私たちの活動を見直し、また来年も楽しくがんばろうという貴重な機会となりました。