今日は大人向け講座「ごみ収集の現場を学ぼう」が行われました。
豊田市のごみがどのように処理されているのかを学ぶため、
「ごみの収集体験」と渡刈クリーンセンターなどの見学を行いました。
まず午前中は「パッカー車」に乗ってごみ収集体験に出発!
参加者のみなさまは職員さんとともにパッカー車へ乗り込み、
豊田市中のごみ置き場をまわりました。
「場所によって、ごみ捨てマナーの意識に差があるね。」
「燃やすごみの袋の中からカセットコンロのスプレー缶が出てきたよ。」
「生ごみの水分が全然しぼられてないと、本当に嫌になるね。」
などなど、生の現場を体験したからこその感想が
参加者の皆様から生まれました。
午後はパッカー車によって集められたごみが
どのように処理されているかを学ぶ時間です。
写真は「プラスチック製容器包装」として集められたものですが、
実はこれ、全部間違って捨てられてしまったものなのです。
ペットボトル、シャンプーボトル、中身の入ったマヨネーズをはじめ、
剃刀や携帯電話、メガネやハイヒールといったものまでも。
あまりの有様に参加者のみなさまもびっくりでした。
「こういったものがよくプラごみとして入ってきてしまいますが、
何年か前に比べるとずいぶん分別が浸透してきています。
地道な意識付けで、確実に変わることができるんですよ。」
と、担当者の方は語ってくれました。
最後に渡刈クリーンセンターを見学。
「燃やすごみ」がどのように処理されているのかを学びました。
豊田市民一人が1日で出すごみの量がおよそ820gであること、
燃やすごみは「スラグ」となり、
コンクリートなどの一部となり活用されること、
ごみを燃やす際の熱を利用して、
発電や給湯などに有効活用されていることを学びました。
「分別がいかに大切なのか、身にしみてわかった。」
という声が参加者の皆様より何度も聞かれました。
この日の体験から得たことを、
より多くの方に伝えて頂けたらと思います。
さて、「ごみ収集の現場を学ぼう」は、11月にも開催されます。
この機会にぜひご参加ください。
【ごみ収集の現場を学ぼう】
日時:11月23日(火・祝)8:00〜15:00
対象:18歳以上
定員:先着6名
参加費:無料
お申込:10/19(火)10:00より受付開始。お電話でeco-Tまで。
TEL:0565-26-8058