2012.06.15 Friday
花山小学校へ出前授業に行ってきました
花山小学校6年生を対象に、出前授業(愛・シンパシーワークショップ)をしました。
ゲームの説明 愛・シンパシーワークショップは、「動物」や「人間」になってカードゲームを進め、限りある資源を共有していること、相手の気持ちを考えることを学ぶ、アイシン精機とNPO法人アスクネットが協働で開発した環境教育プログラムです。 ゲームの様子 子どもたちは、森の動物(もぐら、リス、たぬき、うさぎ、くま、おおたかなど)と人間になって、神経衰弱の要領でえさカードを取っていきます。 変身した動物によって、食べられるものと食べられないものがあるので、全てのカードを取れる訳ではありません。 「せっかく合ったのに食べれないよ〜」「場所を教えてもらえたからえさを取れたよ」・・・と子どもたちから声が上がりました。 そこに人間がやってきて・・・ 何でも食べられる人間は、えさカードをたくさんとって村へ帰っていきます。最初はカードを返してくれていたのですが、ブラックカード(2枚とるとゲームオーバー)を置いていって、カードも返してくれなくなってしまいました。 ふりかえりの様子 ゲームを通して、お互いの気持ちになって考えてもらい、昔のくらしと今のくらしについて考えました。 自然と資源を分け合い共生していた昔のくらしに比べて、今のくらしはどうでしょう?自然を壊して負担をかけてしまっていますね。 私たちにできること 森に住む動物が死んでしまわないように、環境を守ってよくするために、自分たちにできることを話し合いました。 ・ごみのポイ捨て禁止(すると自然が泣いている・・・) ・物を長く使う ・食べ残しはなるべくしない ・洗剤をなるべく使わない ・ムクロジの実を石けんの代わりに使う ・節電、節水をする ・火の気のあるものは森に置かない ・虫をいじめない ・自然と仲良く遊ぼう など、たくさんの意見が出ました。 相手の気持ちになって、人間同士だけでなく、動物も植物も大好きだなと思って、思いやりの気持ちを持ってくらしていけるといいですね。 |