eco-Tでは、中山小4年生みなさん一緒に1年間環境学習を頑張ってきました。
そして、「まとめ」として実施された、2年生向けの授業を見学させていただきました。
2年生あて届いた招待状。どんな授業がはじまるのか。。。ワクワクしますね!
授業は、3つの内容に分かれていました。
1つ目は「エコカルタ」
楽しくエコを伝えたいという思いで作った「エコカルタ」。
みんなで知恵を出し合って読み札を考えて、絵札を描いた力作です!
きちんと読み札を聞いてから絵札を取るようにと、1つの文字に対して2つの読み札があるといった工夫がされていました。
4年生と2年生が一緒のグループに分かれてスタートです。
みんなとっても楽しそう!インプリさんも仲間に入れてもらいました。
そして、最後に4年生から、
「エコカルタに書いてあるエコは誰にでもできる事なのでみんなでやろう。みんなでやれば大きな力になるよ」とお話がありました。
2つ目は「エコパーティー」
9月にインプリさんと一緒に実施したエコパーティーを参考にしてくれたそうです。
ペットボトル(500ml)1本をつくる時に必要なエネルギーを自分たちの体でつくるには。。。何十分もかけ足しなくてはなりません。
資源とエネルギーを大切にするために自分たちにできる事を、2年生と一緒に考えました。
3つ目は「紙すき体験」
2年生と4年生が協力し合って、カラフルなはがきが完成していました。
そして、最後に「エコチェックカード」の説明があり、授業は無事終了♪
2年生がエコな活動をした時に、4年生か先生に言うとスタンプがもらえるのだそうです。楽しくエコライフが続けられそうですね。
4年生の思いがつまった素敵な授業。。。2時限があっという間でした。
eco-Tが、少しでも学習のお手伝いができたかなと思うと、とてもうれしく思いました。
今日は、環境学習に関心のある先生方にeco-Tにお集まりいただき、市内の環境学習施設が集まって、それぞれの支援内容についてプログラム説明会を実施しました。
総合的な学習の自主研究グループ(市内小・中学校の先生のグループ)の先生方に公開学習会として企画していただきました。
最初に、豊田市環境政策課から、生き物調査や水生生物調査、ストップ温暖化教室についてご紹介。
市のバスを利用して、自然観察の森とeco-Tに来ていただくこともできます(小・中学校)。ご希望がありましたら、ぜひお問い合わせください。
続いてとよたエコフルタウンから。
低炭素社会に向けた最新の取り組み(太陽光電池の活用や壁面緑化・特殊舗装など)を、見たり触れたりして学習することができます。
現在拡張工事中で、来年度には中山間地域をイメージしたエリアがオープンし、新しい受け入れ体制も検討中とのことでした。
eco-Tからは、ごみや地球温暖化、省エネルギーなどについて学ぶプログラム(出前授業・eco-Tでの体験)をご紹介。
オープンから6年余りの間に、先生にもご意見・ご要望をいただきながら積み上げてきて、少しずつ対応できる内容や学年の幅が広がってきました。
また、先生のご要望に応じて相談しながらプログラムを組むこともできますので、ぜひご活用ください。
休憩を挟んで、豊田市自然観察の森から。
森で体験できるプログラムを写真などでご紹介。普段は自由に入ることができないですが、矢並湿地での体験学習も検討されているそうです。また、先生個別の相談対応や人材情報の相談もできます。
写真は、先生方に実際にプログラムを体験していただいている様子です。
最後に、環境学習を広げるためのヒント(アイデアや事例)について意見交換。
具体的なアイデアをたくさんいただきましたので、一歩ずつ進んでいきたいと思います。
そして、書類ではなく直接プログラムの内容をお伝えすることは、先生方に環境学習に取り組んでいただく近道と感じました。ぜひこういった機会を広げていきたいと思います。
また、先生方の生の声をうかがうことができて、とてもありがたかったです。
環境学習に悩んだときには、ぜひ市内の環境学習施設にお声かけください。
10日(火)に小学校へ出前授業に行ってきました。
今回の授業内容は、
食からくらしを見直そう ~給食からエコなくらしを考える~ というプログラムです。
今回の学校は、授業参観日ということで、
子どもの隣に親御さんに座ってもらい、一緒に授業を受けて、
温暖化問題や、地産地消(食)について、親子で食について考えてもらいました。
このプログラムは、今年度はとても人気があり、年間11校の小学校で実施します。
今年度は、残り4校で同じプログラムを行いますが、引き続き、
楽しくエコについて考えてもらえる様、授業を実施していきたいと思います。
9月になり、学校が始まったので、エコットでも
「公共施設見学」と「くらしの環境学習推進事業」の後半がスタートしました。
今回は、小学校に出前授業に行った際の、写真ですが、
後日、エコットに来て渡刈クリーンセンターの見学をしたりします。
公共施設見学では、渡刈クリーンセンターの見学や紙しばいを行います。
くらしの環境学習推進事業では、それに加えて、
学校に出前授業に行きます。
見学の前後に学校で授業をして、見学への目的や
環境への意識を高めてもらう様な内容になっています。
子どもたちに、楽しく環境に関して勉強してもらえるよう、
今後も頑張っていきたいと思います。
4年生の公共施設見学の充実を目指して取り組んできた「くらしの環境学習推進校」という仕組みも今年で5年目となりました。
毎年、前半の事業が終わった時期に、学校の先生方や出前講師として活動したインタープリターや学習コーディネーターを中心に呼びかけ、事業のふりかえりと評価を行っています。今年は、約40名の参加がありました。
まず、先生方には、推進校に応募した時の期待やよかったところやこうするともっとよくなる、といったところを思い出していただきました。
先生方の声で印象的だったのは、担当するインタープリターが複数回、子どもと接することで、だんだんと顔や名前を覚え、信頼関係がつくられていること、また、先生とは違った「おとな」とのふれあいが、貴重な体験となっているということです。
出前に行ったインタープリターもその言葉に答えて、感動したことや、工夫をしたところなどを答えました。
続いて、第2部では、基調講演として豊田東高校の櫛田先生より、これからの環境学習の方向性やESDの効果などについて、お話しいただきました。「なぜ」「どうして」といった疑問を子どもが考えたり、発見したり、とまどったり、自分の問題として考えていける力を持てるよう、大人の意識を高めていくことが大切だと感じました。
続いて、2つの小学校から事例発表をしていただきました。土橋小では、校舎のエコ改修をきっかけに、学校内のエコを案内する「エコガイド」という仕組みを紹介されました。子どもの活躍と努力に頭が下がりました。
それから、中山小の例では、4年生の学習から始まった環境学習が、今では全校児童のエコ活動に広がった経緯、キャラクター「eco次労(エコジロウ)」を作る過程で、未来の環境問題を自分事としてとらえていく様子がお話ししていただきました。
最後に、出席された方全員で、グループワークをしました。
先生には「環境学習を進める上で、困っていることやどんなサポートがあるとよいか」について、インタープリターには「どんなサポートができそうか」、そして市の関係部署や他施設の方には「あるといいと思う仕組みについて」自由に意見を出していただきました。
各学校によって状況や体制など条件はさまざまですが、共通しているのは、困ったときにすぐに相談できる、気軽に声をかけやすい施設や人材を求めていることがわかりました。
エコットとしてもどんな支援がいいのかについては、先生や子どもの反応を見ながら、少しずつ手を加えたりして進めていますので、こういう機会にいろいろな声を聴くことができ、とても充実した会となりました。
お忙しい中、長時間にわたる意見交換会にご参加いただき、ありがとうございました。
公共施設見学に伴って、「くらしの環境学習推進校」もスタートしました。
くらしの環境学習推進校とは、通常の公共施設見学に加えて
事前とふりかえり授業を行って、より環境への意識を高めてもらう為の事業です。
今年度は、13校の小学校から申し込みをいただきました。
ありがとうございます。
今後も、一人でも多くの人にエコを広げていきたいと思います。
今回、応募されなかった学校の方は是非、
来年度ご応募いただきたいと思います。
よろしくお願いします。