エコット日記

eco-Tスタッフによるブログです。

夏休み自由研究応援企画~渡刈クリーンセンターを見学しよう~


8/5(火)と8/7(木)10:00~12:00から、「渡刈クリーンセンターを見学しよう。」を行いました。

今回の講座は、「燃やすごみ」を処理する工場ではなく、空き缶やプラスチック製容器包装、またリユース工房といった普段見学できないコースを廻って、自由研究に役立ててもらおうという講座でした。






まず、自由研究の進め方や見学に行く際の心得を話して、
後は、子どもたちの興味に合わせて話が進められていきます。

担当したインプリさんも、話を進めながら、参加者が興味を示したり、質問がでたりした
ところを深堀りしていきます。

自分たちが何を学び何を見学するのか、イメージを膨らませていきます。
また、話の中でいろいろな疑問が出てきます。

「なぜ、ごみを分別するのか。」
「なぜ、リデュースが一番エコなのか。」
「なぜ、リサイクルは浸透しているのにリデュース、リユースは浸透していないのか」

大事なことは、あるモノや現象が起きているとき、様々な角度で見て、
当たり前や常識に「なぜ」と問いかけることです。

見学ルートは、リユース工房→空き缶選別施設→スラグヤード→プラスチック製容器包装資源化施設を1時間で廻りました。
【リユース工房】






【空き缶工場・スラグヤード】



【プラスチック製容器包装資源化施設】






プラスチック製容器包装をラップのようなもので巻いたものをベールを呼びます。
このベールは1個あたり、250~260kgあり、縦に25回、横に13回巻きつけます。

このベールは県内外の業者さんに引き取られ、




上の写真のようなものにリサイクルされます。

そこで働いているかたにも質問できる機会なので、
みんな気づいたことをたくさん聞くことができました。

実は子どもの自由研究ですが、おかあさんたちが、その処理のされ方に驚いていました。
家庭のごみについて一番関心があるのは、お母さん達なのかもしれませんね。

「ちょっと臭かったけど、とても楽しくて面白かった。」
「自分の息子が3Rをスラスラと言えていてびっくりした。実は私は怪しかったのですが・・・」
「3Rの中でリサイクルが一番エコじゃないことを初めて知りました。また家の中に家電製品が思った以上に多くてびっくりしました。当たり前って怖いです。」
「夏休みも残り半分あるので、「なぜ?」を意識して生活していきたいです。」

などの声をいただきました。


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