| 講座の報告
講座「アイロンでエコ染色!めがね拭きを染めよう」
今日は、エコットで初めての講座「アイロンでエコ染色!めがね拭きを染めよう」を開催しました。
参加者は13名。
NPO法人山の幸染め会の島川資子様を講師に迎えて、皆さんと楽しくめがね拭きを染めました。
最初に、NPO法人の活動紹介をしてくださいました。
本部は東京にあり、愛知支部では、環境のみならず福祉に関連する活動も行っているとのこと。
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このアイロンで染色するエコなポイントを教えてくださいました。
通常、染め物はたくさんの水を使って廃液を出しますが、これは水は使わず廃液も出ません。
また、ハピネスカラーマットという昇華性染料の紙は、1~2回程度使用でき、染料がなくなるまで使用できます。
染料の紙くらいしかごみが出ません。
アイロンの熱で染料を気化させ、繊維の奥深くに浸透・統合させるため、染め布の光沢も風合いもそのままに、洗濯や摩擦にも強い実用的な染色だそうです。
今回はめがね拭きを染めますが、他にもYシャツや箸袋入れやランチョンマットなどの作品も紹介してくださいました。
どれも素敵な作品ですよね!
そんな話を聞いたあと、いざ染色へ。
一人2枚、めがね拭きを作ることができます。
花や葉っぱを布の上に置いて、ハピネスカラーマットを置き、その上に新聞紙を置いたら40秒ないし60秒、アイロンを力を入れておきます。
すると、とても鮮やかに染色されます。
白く残ったところは、葉っぱやお花に染料が載ったので、それを裏返しにして好きなところに置いて、その上に新聞紙を置いてアイロンを再びかけると、その形に染色されます。
また、パンチでハートやカエル、猫などの形をしたハピネスカラーマットを、布の上に自由に置いて、同様にアイロンをかけると、カラフルに染色されます。
一人ひとり、個性のあるすてきなめがね拭きが完成しました!
世界に一つだけのめがね拭き。
大事に使ってほしいですね!