エコット日記

eco-Tスタッフによるブログです。

もった博士のかがく倶楽部~石ころから見える地球の歴史~

今日は、2014年最初の講座が開催されました。もった博士のかがく倶楽部~石ころから見える地球の歴史~ということで、大阪から西村先生をお呼びして、岩石の標本を作りました。



岩石は堆積岩、火成岩、変成岩と岩石の作り方で分類があり、その中でさらに分類されるそうです。講座の中では、まず科学者になったつもりで渡された岩の分類を子どもが行いました。

色や手触り見た目など子どもらしい(実は科学者とあまり変わりませんが)発想で10種類の石を分類してみます。子どもの発想を大事にしながら、大人はどう分類したのかをそれぞれの岩石のでき方を中心に説明しつつ、岩石の標本が作られていきます。

色や手触りで判断できない岩は、薬品や岩の音、熱で溶けるかどうかなどの実験を踏まえながら、分類していきます。



岩石って一見eco-Tと何が関係があるの?って思われそうですが、実はすごく関係があります。eco-Tの横にある渡刈クリーンセンターでは3つの特徴があります。その中の一つ「スラグ」は、岩石のでき方が応用されて作られたものです。
よくよく考えると、火成岩って「マグマによる熱が冷えてできた岩石」です。スラグも同じように「ごみを高熱で溶かして、冷やしてできます。」実は科学的に見れば作られ方は一緒です。溶かすものが岩かごみかの違いです。実際に、ガラス質な岩石も存在します。スラグもガラス質ですよね。性質が似てくるわけです。(もし見たことない方は渡刈クリーンセンターを一度見学に来てください。)



とても充実した楽しい講座でした。この岩石標本は持っておくと、小学校や中学校の理科の授業で使えますよ。(実は高校入試にも出ます。)

【次回のもった博士のかがく倶楽部】
日 時:2/9(日)10:00~12:00
場 所:eco-T 2F 多目的室
内 容:燃料電池の原理を知って、走らせよう!

受付は1/19(日)10:00 ~eco-T(26-8058)までお電話ください。


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