| 講座の報告
未来へのエコットーク2015 ~田舎暮らし~
5日(土) 未来へのエコットーク2015 第3回「田舎暮らし」を開催しました。
講師は 高知県で自然派菓子工房「ぽっちり堂」を営みながら、4コママンガとエッセイをブログで発信する作家活動をされているヒビノケイコさん。
都会で生まれ育ち、京都で学生生活を送ったヒビノさん。結婚、出産を機に、ご主人のふるさと高知の嶺北地方へ移住。慣れない田舎暮らしや子育てのなか、「ないなら作ればいい」の気持ちで、カフェや菓子工房を立ち上げ、自分らしく新しいライフスタイルをどんどん見つけ、発信していらっしゃいます。
田舎暮らしに興味のある人、IターンやUターンを考えている人、ブログのファンの方などなど、「eco-Tに初めて来ました」という方もたくさん参加してくれました!
ヒビノさんが移住してきてから感じた不安や悩み、それとは逆に得た喜びや楽しみなどのエピソードを、かわいいイラストも交えて、楽しく紹介してくれました。
「子どもにも自分の仕事は自分で作り出すことをしてほしい」という思いから、最近は、子どもたちの活動のお手伝いもしていらっしゃるそうです。子どもが考えて、お店を出すイベントなども。(キッズタウンみたいですね♪)
移住するのに大切なことは、ともに歩む仲間。移住者同士に限らず、地元の方とも共感して進んでいくことができれば、相乗効果でどんどん素敵な場所になる、とお話していただきました。
田舎くらしだけでなく、人が暮らすということの大切なことをたくさんお話していただけたように感じます。
実は、豊田市にも空き家情報バンクを利用してIターンした家族が現在101世帯がいらっしゃるそうです。
豊田市の「おいでんさんそんセンター」の方に、豊田市の取り組みや現状についても少しお話いただきました。
講演会終了後のティータイムにもたくさんの方が参加してくれました!
参加者のアンケートからは「自分の人生を自分でデザインするという言葉が印象に残りました」「田舎の風景に価値を見出して、生かしていくという視点はどこでも大事」「田舎暮らしはスローじゃないことがわかりました・・」などお声をいただきました。
ヒビノさんからは「豊田市は田舎も都会もあっていいですね。こういう学びの場があるのはいいですね」との言葉も。
人生も、ライフスタイルも自分でデザインするなかでの、少しの学びや環境の視点を提供できるeco-Tになりたいなと感じました。
素敵なお話をありがとうございました♪
ヒビノさんの日頃の思ったことや、活動の様子をブログで発信されています。
今回の豊田市訪問記も書いていただいております。
よろしければ、ご覧ください。
「ヒビノケイコの日々。人生は自分でデザインする。」
http://hibinokeiko.blog.jp/