| 講座の報告
未来へのエコットーク2015『米国で見つけた環境取り組み』
環境問題だけでなく、様々な分野で活躍されている講師から、お話をしていただく「未来へのエコットーク」が、今年度もスタートしました。
第1回目は 『米国で見つけた環境取り組み』と題して、愛知環境カウンセラー協会理事、消費生活アドバイザーの浅野智恵美さん。
2年半でのアメリカ生活の中で、浅野さんの視点で見つけた様々な事例をお話しいただきました。
ミシガン州では1976年からデポジット・リファインド制度を取り入れているそうです。
製品を消費者が購入する際に価格に一定額を預り金(デポジット)として上乗せして販売。使用後に空き容器などを所定の場所に返却すると預り金を返却するというシステムです。
リサイクルを気軽に毎日に暮らしに取り入れる工夫ですね。
浅野さんも「エコに頑張る人が損しないシステムがある」と仰ってました。
他にも家電量販店の店頭にある分別ボックスや、シンシナティ動物園の駐車場のソーラーパネルの様子など、なかなか知ることのできないアメリカの様子が拝見できて、参加者も興味津々でした!
アメリカから持ち帰ったエコグッズや環境啓発のメッセージの入った商品など、実際に手に取りながらお話も聞けました。
講演後のティータイムでは、より詳しいお話も。
「講演では、良い面を中心にお話したが、もちろんよくない部分もありますよ」と浅野さん。
ごみ減量や環境問題への意識やモラルは、どの国も同じように悩みの種かもしれませんね。
今回のエコットークもとても興味深いお話でした。
講師との距離が近く感じられるのもエコットークの醍醐味のひとつ!
ぜひ、一度ご参加くださいね。
次回は 7月18日(土)『5A(アンペア)生活をやってみた』 と題して斎藤健一郎さん(朝日新聞名古屋報道センター記者)にお話しいただきます。
電力会社と契約のできる最低アンペア:5アンペアで生活!? どんな暮らしなんでしょうか?
ただ今お申込み受付中です! ぜひ、ご参加ください。
お申込み:eco-T事務局0565-26-8058