| 講座の報告
展示解説ボランティア育成講座(第3回)
2/12(木)に展示解説ボランティア育成講座の第3回目を行いました。
今回のテーマは大きく3つ。
1.前回のトヨタの森でのインタープリテーション体験について、自分が思ったことや、どういったことが大切かをみんなで共有する。
2.渡刈クリーンセンターの見学を体験する。
3.紙しばいの基本についての講座とeco-Tオリジナル紙しばい「おかえり」の練習と発表をする。
インタープリテーションのふりかえりの様子です。
緊張しながらの発表。他の人の意見や思いを聞くことによって、気づきの幅が広がります。
渡刈クリーンセンター見学の様子です。
それぞれの場所のポイントを先輩インタープリターがどのように表現しているのか学びました。
講師の鈴木さんから、紙しばいの基本や読み方のコツなどを学びました。
紙しばいの舞台の開き方・閉じ方や紙しばいの読み方(演じ方というそうです)はもちろん、紙しばいを読むときに、意識しておくと臨場感がでたり聞き手の作品への集中が増す心得などを学びました。
また、鈴木さんによる紙しばいの実演の時間もありました。
参加型の紙しばい「かりゆしの海」の時には、
「ユガフ タボーリ」とみんなで声をだして、唱えるシーンで、声を出してもらう工夫や
「くわず女房」という紙しばいでは、登場人物がカタカタ怖がって震えていると・・・
紙しばいをカタカタと震わせて、登場人物の気持ちを演出したりと、
座って読んでいるのだけれど「演じる」という言葉が本当に的確な言葉だなと感じ、
一つ一つの紙しばいの世界に惹きこまれました。
最後に、eco-Tオリジナル紙しばい「おかえり」の練習です。
eco-Tのインタープリターは人前に立つことが多いです。
先輩インタープリターを見ていると「あんな風にできるだろうか」と感じることもあるかもしれませんが、育成講座を含めた様々な場で、人前に立ち、自分の言葉で話すことで、「場数」を踏み、どんどん上達していきます。
実際、今回の受講生のみなさんも、回を追うごとに、人前で話すことが上手になってきています。
次回は、本講座のゴールの1つ「見学対応の流れを自分でやってみる」ためのシナリオ作りに挑戦します。