展示解説ボランティア育成講座も折り返し地点を通過。
第4回目の今日は、渡刈クリーンセンターの案内のシナリオづくりと練習をしました。
連続講座の後半は、インタープリターの活動内容を実際にやってみる時間が増えてきます。
渡刈クリーンセンターの見学場所を8区分に分けて、
「チームナチュラル」と「エコにゃんチーム」が4か所ずつを担当し、
シナリオづくりがスタート。
ワークシートに、来館者に感じてほしいことや伝えたいことを書き込み、動きやセリフ例を記入していきますが、急には難しい!
渡刈クリーンセンターへ実際に足を運んで、イメージを膨らませます。
先輩インタープリターへ質問したり、現場の様子をじっくり見たり。。。
受講生のみなさんの積極的な姿が印象的でした。
戻ってきて、ワークシートに記入。とっても真剣です!
一旦シナリオが完成したところで、グループ内で共有したり、実際に発表の練習をして、意見交換。
実際にやってみると自分で気づくこともありますし、仲間からのアドバイスやエールを受けながら、より良い内容にブラッシュアップしていきます。
みなさん、初めてとは思えない程、上手でした。
そして、グループ内の交流も深まりました!
次々回の第6回目講座が発表会。今から楽しみです。
おうちで眠っているシャツやブラウスはありませんか?
お気に入りだったから捨てられない・・、はたまた「ちょっとサイズが・・・」なんていうことも、あるある!ですよね。
そんな洋服たちを生まれ変わらせる講座「リメイク講座」を行いました。
今日作るのは エコバッグです。
元のデザインやポケットを生かして、それぞれ個性あふれるバッグを作ります。
「じっくりミシンに向かうのは、いい気分転換になるわ」というお話も。
形になってくると嬉しいものですね。
自分だけの、というのはわくわくしますね。 せっかく生まれ変わった品です。大切に、でもどんどん使ってほしいですね。
おまけ
今日の講座にはひまわりネットワークさんが取材に来ていただけました。
豊田市行政ニュース「とよたNOW」で放送されます。
こんな感じで撮影してくれました。 カメラを向けられると、みなさんドキドキ!
豊田市のホームページからも見ることができます。
ぜひ、一度ご覧になってくださいね!
2/12(木)に展示解説ボランティア育成講座の第3回目を行いました。
今回のテーマは大きく3つ。
1.前回のトヨタの森でのインタープリテーション体験について、自分が思ったことや、どういったことが大切かをみんなで共有する。
2.渡刈クリーンセンターの見学を体験する。
3.紙しばいの基本についての講座とeco-Tオリジナル紙しばい「おかえり」の練習と発表をする。
インタープリテーションのふりかえりの様子です。
緊張しながらの発表。他の人の意見や思いを聞くことによって、気づきの幅が広がります。
渡刈クリーンセンター見学の様子です。
それぞれの場所のポイントを先輩インタープリターがどのように表現しているのか学びました。
講師の鈴木さんから、紙しばいの基本や読み方のコツなどを学びました。
紙しばいの舞台の開き方・閉じ方や紙しばいの読み方(演じ方というそうです)はもちろん、紙しばいを読むときに、意識しておくと臨場感がでたり聞き手の作品への集中が増す心得などを学びました。
また、鈴木さんによる紙しばいの実演の時間もありました。
参加型の紙しばい「かりゆしの海」の時には、
「ユガフ タボーリ」とみんなで声をだして、唱えるシーンで、声を出してもらう工夫や
「くわず女房」という紙しばいでは、登場人物がカタカタ怖がって震えていると・・・
紙しばいをカタカタと震わせて、登場人物の気持ちを演出したりと、
座って読んでいるのだけれど「演じる」という言葉が本当に的確な言葉だなと感じ、
一つ一つの紙しばいの世界に惹きこまれました。
最後に、eco-Tオリジナル紙しばい「おかえり」の練習です。
eco-Tのインタープリターは人前に立つことが多いです。
先輩インタープリターを見ていると「あんな風にできるだろうか」と感じることもあるかもしれませんが、育成講座を含めた様々な場で、人前に立ち、自分の言葉で話すことで、「場数」を踏み、どんどん上達していきます。
実際、今回の受講生のみなさんも、回を追うごとに、人前で話すことが上手になってきています。
次回は、本講座のゴールの1つ「見学対応の流れを自分でやってみる」ためのシナリオ作りに挑戦します。
2/8(日)に「おいしく、楽しく、桑の葉クッキング」を開催しました。
開催前には、電話にて「桑の葉って、虫が食べるやつですか?」とか「虫入っているんですか?」とか色々なお電話がかかってきました。
今回は強力粉に桑の葉の粉末を混ぜて、パンを作る講座です。
講師は佐藤菜穂子さん(NPO法人マルベリークラブ中部)。
多くの方に蚕や桑に興味をもってもらうために、
桑の葉を利用した料理のレシピをたくさんお持ちの方です。
ちなみに、虫(蚕)はまったく出てきませんでした。(写真ではありましたけど。)
まずは桑の葉が入っている生地を、切ったり丸めたりして・・・
生地が緑色なのは、桑の葉が混ぜられているからです。
もちろん、生地を切ったり成形したりするだけじゃなくて、
実際に自分たちで桑の葉入りの生地を作ってもらいました。
子どもが、全力で生地叩きつけているのが、とても印象的で、
ついつい、「学校の先生から、宿題でもたくさん出ちゃったの?」とか
「おかあさんに怒ってるの?」など聞いてしまいました。
どうも、ある子はお父さんに怒っていたようです。
お父さん、その場にいなくて良かった。
生地をねかせている間に、佐藤さんから
「なぜ今回、桑の葉なのか。」「豊田市と蚕のつながり」など
豊田市の歴史を踏まえて、お話もしていただきました。
豊田市のマークって、「衣」という字をイラスト化してるんですよ。
衣服を作るには、お蚕さんが必要だし、お蚕さんが生きていくためには
桑の葉が必要です。
自分たちでパンを作ったのは初めて!って子が多くて、
「とてもおいしかった。」と感想をいただきました。
お母さんや大人の方も、子どもが一生懸命作っている様子をみて、
とても満足そうでした。もちろん、大人の方には仕上げを色々してもらっています。
みんな、「くまのパン(コアラ?)」を持って帰っていくので、
「なんでくまのパンを食べてないの?」と聞くと、
「思い入れがあるから」だって。
自分で一生懸命作ったパン。おうちの人に自慢したら、さっそく食べてね。