インプリステップアップ研修に行きました!
eco-Tのインタープリターは日々学んでおります!
と、いうことで 昨日はインタープリター研修としてバスで視察見学に行ってきました。
まず伺ったのは『四日市公害と環境未来館』
昨年3月にオープンした新しい施設です。
戦後復興から高度経済成長期に入り、様々な工場が日本全国で建設、稼働しました。
四日市市は大気汚染によるぜんそくなどの公害病に苦しみ、戦い、解決につなげていった歴史があります。 その中で市民、行政、企業がそれぞれにどのように取り組んでいったのかを一同に展示、解説していただける施設です。
見学は、まず四日市の歴史を知るところから。
四日市の街道や宿場の様子が再現され、紹介されています。
最新の技術が使われた展示にインプリさんも興味深く体験していました。
古い時代から、戦後になり産業の発展とともに公害が発生していく、という流れに沿って、展示が続いています。
その後の被害者救済、訴訟、企業による環境改善への取り組みなどが、当時の資料やたくさんの方の証言とともに紹介されています。 想像以上に過酷でつらい状況であったことがよくわかります。
その後は、研修室に入り「語り部」さんより当時の実体験をお話していただきました。
この研修室、四日市第1コンビナートに隣接していた塩浜小学校を再現した作りになっているそうです。窓の外には煙突が見えますね。
展示の最後は、環境先進都市としての四日市の現在の姿とよりよく持続可能な社会への取り組みの紹介されていました。 四日市に限らず、まさに日本の環境対策の縮図を見たような機会を持つことができ、有意義な見学になりました。
続いて伺ったのは東海市にある『東邦ガス ガスエネルギー館』です。昨年開館30周年を迎えた環境学習施設の大先輩のような施設ですね。
eco-Tの立ち上げのときなどにも見学に伺い、参考にさせていただきました。
見て、触れて、体験できる展示もたくさんあり、展示を自分たちで製作更新していくeco-Tのインプリさんにとって、とても参考になりました。
最後に記念撮影♪
いいお天気にも恵まれ、楽しく有意義な研修となりました。
これからのインプリ活動の際に、どんどん役立てていきましょう!