5年生出前授業『だんだんなんだか、おんだんか?』2回目
7月7日は、根川小学校へ出前授業2回目に行ってきました。
地球温暖化をテーマとした「だんだんなんだか、おんだんか?」2回目。
前回は「地球温暖化とはなに?」「どうしてなるの?」などを学びました。
今回は、地球温暖化が地球にあたえる影響や、その対策、二酸化炭素を出さない、
減らす工夫などを学びます。
授業開始!
まずは前回授業のおさらいをしながら、地球温暖化の地球にあたえる影響について
映像などを見ました。地球上にある雪や氷がとけている様子や海面上昇、異常気象の
映像を見て、子どもたちの危機感は高まっていきます。
この状況はなんとかしなくては!これから私たちはどうしたらよいの?
地球温暖化に備えることや、二酸化炭素を出さない、減らすことを考えていきます。
映像で見た地球の状況を考えながら、子どもたちも真剣に地球の未来のために自分が
何をしたらよいのか考えていました。
では、具体的に二酸化炭素を減らすには!
身近な自宅でできる対策はなにかを考えるために”ダメダメ家族”の映像を見ました。
1回目は映像を見ながら各自でムダ使いしているところを考えていきます。
みんなでムダ使いを発表しあったあと、もう1回、同じ映像を見て答え合わせをしました。
「料理しているとき、お水をだしっぱなし~。」
「おなべを沸かしっぱなし~。」
「お父さん、電気つけすぎ~。」など、
子どもたちは大盛り上がりでムダ使いを指摘していきます。
「うちの家もやってる~。」と自分の家のムダを感じることもできました。
最後に教室の明るさを測る実験を行いました。
教室に必要な明るさの基準は300~750ルクス。
自分の教室はどのくらいの明るさかな?
電気をつけた状態、消した状態、それぞれの窓側、中央、廊下側の明るさを照度計で
測りました。
あいにくの雨でしたが、窓側では基準をクリアする明るさが測定され、逆に廊下側は
暗く、違いを確認できました。
今まで、教室の電気は考えないでつけていたけれど、天気によっては真ん中だけとか
廊下側だけとか、工夫したいねとみんなで話をしました。
今回の授業では、身近な行動から二酸化炭素を減らす工夫をたくさん知りました。
1回目、2回目と確実に子どもたちの反応は変わってきています。
電気をつけると、、、「つけすぎ!二酸化炭素が~」など、普段の行動で
環境のことを意識できるようになってきました。
今回勉強したことを家に帰って家族に話したり、教室で友だちと実践したり、
できるとよいですね!