| 講座の報告
第2回いきものめぐみ塾 ~矢作川と海のつながり~
矢作川と生き物やくらしとのつながりを考える連続講座「いきものめぐみ塾」の第2回目を11日(日)に開催しました。
朝はあいにくの雨模様でした。 カッパを着て、長靴をはいて・・・干潟へGO!
県下でも有数の潮干狩り場の東幡豆。 干潮になると、目の前の前島までの道ができます。この現象にちなみ「トンボロ干潟」と呼ばれています。
干潟にはいろんな生き物がたくさんいます。みんな、興味津々。なかなか、前に進めません・・。
やっと、前島に到着!
東幡豆漁業組合の石川組合長に、干潟の役割や矢作川と三河湾のつながり、たくさんの生き物のことについてお話ししていただきました。
なんと、タッチプールも用意していただきました。 ヒトデやワタリガニ、フグや大きなヤドカリなどなど。たくさんの海の生き物を近くで見たり、さわったり!
「鯛って、ザラザラしてるね」「カニ、どうやって持てばいいの?」
石川組合長と一緒に貝の名前あても。三河湾にはアサリ以外のおいしい貝もたくさんいるそうです。
お待ちかね、海のめぐみは「アサリ汁」です! 「一番おいしい時期は過ぎてるんだけどな~」と言われてましたが、とてもおいしかったです! 海のおいしさのぎゅっとつまったアサリ汁に大満足でした。
実はこの日は干潮の時間が短く、島からの帰り道ではどんどんと潮が満ちてきました。自然の不思議さを実感できたかな。
その後は、バスで碧南市にある火力発電所内の施設「へきなんたんトピア」へ。
道中、車窓からですが、矢作川の河口も見学。 川が海になるところを間近で見ることができました。
たんトピアでは、野鳥観察用の展望台から、河口と海の様子が見えました。
石川組合長のお話にもあった、「上流の森が荒れたり、中流で川が汚れたりすると、この海に悪い影響がでるんだぞ」ということが、実感できた講座になったかと思います。
次回、根羽村に行き「矢作川と森のつながり」を見に行くのが、ますます楽しみになりました!