| 講座の報告
小型家電から貴重な金を発掘しよう!~夏休みは親子でリサイクル体験~
夏休みの特別講座として「小型家電から貴重な金を発掘しよう!」が開催されました。
中部経済産業局が主催となり、豊田工業高等専門学校にて行われました。
身近な家電製品には、たくさんの金属が使われていますよね。 レアメタルと呼ばれる希少な鉱物が使われ、主に輸入に頼っている日本にとって、それらの鉱物を有効に使用していくことは今後の大きな課題です。
現在では、捨てられる家電製品を、きちんと分別回収して、鉱物を取り出し、再利用する取り組みも進められています。
今回は、そんなリサイクルの仕組みを実験しながら体験する講座です。
まずは小型家電の部品の山から宝さがしです!
「金がたくさん使われているものを2つ選んでください」
それぞれが選んだものから、金のついている部分をペンチで切り取ります。
部品が飛び散るかも! メガネや手袋は必須です!
切り取った部品を、薬品(酸)に入れると金がはがれてきます。
待っている間に、どんな家電に、どんな鉱物が含まれているのか、基盤はどんなふうなのかな、などを実物を見ながらお話していただきました。
携帯電話や小型ゲーム機などは、小さいけれど、希少な金属がたくさん使われているそうです。
さて、そんな間に金を取り出せたようです
まぶしい! 純金です!
取り出した金は参加者が持ち帰りできました。 いい夏休みの思い出になりましたね。
豊田市のごみ減量推進課からも、「豊田市では小型家電は金属ごみ。きちんと分別してもらえている」というお話を聞きました。
限りある資源。きちんと分けて、きちんと活用していきたいものですね!