| 講座の報告
桑の葉クッキング開催!
2/8(日)に「おいしく、楽しく、桑の葉クッキング」を開催しました。
開催前には、電話にて「桑の葉って、虫が食べるやつですか?」とか「虫入っているんですか?」とか色々なお電話がかかってきました。
今回は強力粉に桑の葉の粉末を混ぜて、パンを作る講座です。
講師は佐藤菜穂子さん(NPO法人マルベリークラブ中部)。
多くの方に蚕や桑に興味をもってもらうために、
桑の葉を利用した料理のレシピをたくさんお持ちの方です。
ちなみに、虫(蚕)はまったく出てきませんでした。(写真ではありましたけど。)
まずは桑の葉が入っている生地を、切ったり丸めたりして・・・
生地が緑色なのは、桑の葉が混ぜられているからです。
もちろん、生地を切ったり成形したりするだけじゃなくて、
実際に自分たちで桑の葉入りの生地を作ってもらいました。
子どもが、全力で生地叩きつけているのが、とても印象的で、
ついつい、「学校の先生から、宿題でもたくさん出ちゃったの?」とか
「おかあさんに怒ってるの?」など聞いてしまいました。
どうも、ある子はお父さんに怒っていたようです。
お父さん、その場にいなくて良かった。
生地をねかせている間に、佐藤さんから
「なぜ今回、桑の葉なのか。」「豊田市と蚕のつながり」など
豊田市の歴史を踏まえて、お話もしていただきました。
豊田市のマークって、「衣」という字をイラスト化してるんですよ。
衣服を作るには、お蚕さんが必要だし、お蚕さんが生きていくためには
桑の葉が必要です。
自分たちでパンを作ったのは初めて!って子が多くて、
「とてもおいしかった。」と感想をいただきました。
お母さんや大人の方も、子どもが一生懸命作っている様子をみて、
とても満足そうでした。もちろん、大人の方には仕上げを色々してもらっています。
みんな、「くまのパン(コアラ?)」を持って帰っていくので、
「なんでくまのパンを食べてないの?」と聞くと、
「思い入れがあるから」だって。
自分で一生懸命作ったパン。おうちの人に自慢したら、さっそく食べてね。